モチベーションを持続する勉強法

やる気が出る!資格試験の勉強法

やる気の動機づけ

やる気の動機づけ

資格試験の勉強をするのは、資格マニアの私にとっては楽しくてモチベーションの上がることなのですが、仕事や学校で必要に迫られて、試験勉強をする人には、やる気が起こらなくて苦痛かもしれません。そんな人のためにやる気を出す動機づけについてご紹介します。動機づけは、専門的にはいろいろな要因が絡んでいるようですが、ここでは単純にもっとも大きな二つの動機づけ、「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」についてご説明します。

外発的動機づけ

外発的動機づけとは、飴と鞭の動機づけとも言われ、物事をやり遂げるとご褒美がもらえる(飴)、あるいはやり遂げられない場合は罰を与えられる(鞭)ことが行動を起こす要因となることを意味します。資格試験の勉強で例えるならば、勉強をして資格試験に合格すると会社から報奨金が出る、あるいは合格できなかったら昇給・昇格はない、といったことが明示されていると、ご褒美を得るためや罰を避けるために一生懸命勉強することになります。

内発的動機づけ

内発的動機づけとは、飴と鞭に頼らない自発的な行動を起こす要因のことで、例えば、勉強をすることによって今まで知らなかった知識を得ることができた、さらにますます知りたいという知的欲求や喜び、試験に合格した瞬間の喜びやカタルシスを味わいたいという内的要求などが要因となって資格試験の勉強をすることです。資格マニアの私はこちらの動機づけが多くを占めています。

資格試験の勉強に有効な動機づけ

資格試験の勉強はスタート段階では外発的動機づけがあったとしても、勉強によって新たな知識を得る喜びを感じることができれば内発的動機づけによって勉強を継続していくことができます。外発的動機づけは目に見えるご褒美と罰で行動をコントロールするので、勉強の知識定着には内発的動機づけより弱いところがありますが、勉強を始めるきっかけになりますので大いに活用すべきです。例えば、試験に合格したら、欲しかった「例のもの」を自分へのご褒美にしよう、といった具合に勉強をスタートしていけばいいのです。そのようにスタートしても、自発的に勉強するスタンスに切り替われば大成功ですよね。内発的動機づけによる勉強のほうが持続しますし、勉強内容の定着率も高くて良質です。
まず、自分へのご褒美を設定してからスタートをするのは十分にあると思います。実際に私もいつもご褒美を設定しています(合格後は予算の関係で自分へのご褒美が得られないこともありますが、合格は何ものにも替えられないので満足しています)。

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