この勉強法で宅建を取得

やる気が出る!資格試験の勉強法

宅建資格試験の勉強法

宅建資格試験の勉強法

通常「宅建」と呼ばれる資格試験は、平成26年度までは正式名称を「宅地建物取引主任者資格試験」としていましたが、平成27年度からは「宅地建物取引士資格試験」と名称が変更になりました。名称以外は今までと特に変更はありません。宅建の資格は合格率15%前後と資格試験の中では難関の部類に入ります。そのため、初めて試験を受ける人は準備も含めて7~8ヶ月はほしいところです。標準的な勉強期間は6ヶ月程度、でも世の中には3ヶ月で合格という強者もいます。ちなみに私は6ヶ月間通信講座で勉強して全体で8ヶ月かけて受験して合格をしています。

勉強にはどのくらいの時間が必要か?

不動産関係の仕事をしていない人が、ゼロから宅建の勉強をして資格を取得するためにはどのくらいの時間が必要になるのでしょうか?私自身を例にすると通信講座が6ヶ月で、この間平日は毎日1時間、休日は2~3時間は勉強していました。その後、試験直前の2ヶ月間は1日あたり平均2時間は勉強していましたので、370時間前後は勉強をしています。不動産関係の仕事をしている人ならば専門用語などはすでに知っているはずですから、勉強時間は300時間以下に短縮できると予想されます。

宅建に合格するための勉強法

日建学院
日建学院は、もちろん通学コースもありますが、宅建の基礎から応用までを通信で受けることができるので知識がない人にもお勧めです。


通信講座では6ヶ月の間、毎月メイン教材のテキストを中心に、副教材の過去問題を解きながら添削問題を提出するという流れでした。講座の修了後は、テキストの復習と過去問題を何度もやり直しました。特に直前の1ヶ月は過去問題集しか使っていません。この時、過去問題集だけでも宅建合格のための勉強スケジュールは組めると思いました。実際に、インターネット上では3ヶ月の勉強で合格した人が過去問題集だけしか勉強をしていないと報告しています。

3ヶ月で宅建に合格した人の勉強法

参考までに、3ヶ月で宅建に合格した人の勉強法を以下に要約します。
まず、直近10年間の過去問題集を徹底して勉強する。その際に過去問題集は、正解だけでなく不正解の答えの解説もついているものを選ぶ。解答は問題と同一ページにあるか、別ページでも、別冊になっていて、問題を見ながら解答も見られるものを選ぶ。問題を読んで、そのまま解答も見て、そこで何故その解答が正解で何故ほかの答えが不正解か理解できるまで読み込む。
以上がその方の勉強法です。過去問題の解答を中心に勉強をするというのがポイントだと思います。自分の経験からいくとテキストで勉強をして覚えたつもりになっても、過去問題を目の前にすると覚えたはずのことが全く知識として残っていなくて、重要な事項以外の部分ばかりを覚えていたことに気づかされました。その点、過去問題は宅建の知識の重要な部分を網羅しているので、解答とその解説を読み込めば宅建の重要知識を理解できる構造になっていたのです。過去問題を徹底的にやりこんで、それと並行してテキストを勉強するのが理にかなっているかもしれません。

おすすめ記事

効率を上げる息抜き
効率を上げる息抜き

資格試験の日が決まっていて、それに向かって毎日勉強に取り組んで行くことになりますが、休みなく続けていこうとすると、どこかで緊張の糸が切れて挫折してしまうこともあります。そうならないために、試験日から逆算して、勉強の計画を作っていきましょう。その計画の中には息抜きとなる休養日も明確に設定しましょう。MORE

ノートは作らない
ノートは作らない

勉強の仕方は人それぞれですが、お勧めしない勉強法があります。それはテキストを読みながら、その要約をノートに記述して覚えるやり方です。テキストのまとめをノートに記述するのには時間がかかりますし、その作業の疲労感で勉強を十分にした気持ちになってしまうからです。実際には、ノートに書き写した内容は記憶されていないことが多く、時間のわりには報われない作業なのです。MORE

目標得点の設定値
目標得点の設定値

どんな資格試験にも合格の基準があります。その基準は満点に対して○○%以上の得点と言った形で示されています。試験勉強する側もその基準をしっかり把握して、自分が何点とればいいのかという目標得点を決めて、勉強を進める必要があります。満点を取らなくても合格基準をクリアできれば合格ですから、バランス良く科目ごとの目標を決めておきます。MORE

ページトップ