独学で行政書士に合格する勉強法

やる気が出る!資格試験の勉強法

行政書士試験の勉強法

行政書士試験の勉強法

行政書士の資格試験は法令等の科目と一般知識等の科目の2本立てですが、その問題数と配点は法令等が244点、一般知識等は56点、合計300点と法令等のウェイトが圧倒的になっています。行政書士の業務は法令に基づく手続きが大半なので当然といえば当然です。行政書士の資格を取るためにはどういった勉強法が効果があるのかご紹介していきます。

計画的な勉強の勧め

行政書士の資格を取ろうと考えている人は既に社会人として会社勤めをしている人が多く、夜間専門学校に通ったりして勉強している人も結構いますが、独学という人も多いです。独学の人は通勤時間などの空き時間や細切れになった時間を勉強時間に充てているようですが、実は空き時間に勉強をするタイプの人の合格率は高くありません。合格している人の勉強の仕方を調べてみると計画的に進めている人が多く、毎日寝る前の1時間を勉強に充てているとか、毎日は30分程度でも土日は一日5時間は勉強するなど、その勉強の計画をしっかりと立てています。計画が必要なのは、試験科目の法令等のウェイトが高いからといって、一般知識を捨てて法令等に注力しようと考えていても、試験要項には一般知識等は単体で40%以上の得点が必要なので捨てるわけにはいかず、バランス良く勉強しなければいけないからです。場当たり的に今日は法令、明日は一般知識といった割り振りでは偏った勉強になるため、それを避けるためには計画を立てる必要があります。

教材は一種類で

行政書士も他の資格同様、いろいろな参考書やテキストがあります。書店で立ち読みをして、どの教材がいいのかわからなくても、その場で複数買うのはやめましょう。無理にでも自分にあった教材を一つ選ぶ、あるいは行政書士の試験に受かった人に評判のいい教材を教えてもらいましょう。そして、その教材を徹底的に読み込みましょう。途中で他の教材に浮気をしても良い結果は残せません。一つの教材で試験当日まで勉強をしましょう。

過去問題を中心に

試験勉強の進め方としては、テキストは一種類でとお伝えしましたが、その他に必ず用意すべきものは過去問題集です。というのも過去問題を基本にして勉強を進めていくのが一番良い勉強法かもしれないからです。過去問題の問いと答えを確認して、なぜこの答えが正解なのか、なぜこの答えは不正解なのか、それが理解できるまで過去問題を読み込みます。解答の解説だけで理解が出来ない場合はテキストにも目を通して、その理由を確認して確実に理解できるようにします。
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また、成果があがらない勉強をしていても試験の合格から遠ざかるだけなので、限られた時間の中で成果のあがる勉強法に切り替えていきましょう。

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