資格と一言でいってもいろいろな種類があって、それぞれ難易度が違って、勉強する期間にも差があります。ここでは私自身が取得した資格の中から4つ選んで、その勉強の仕方をご紹介します。宅建は通信講座を利用しましたが、行政書士とファイナンシャル・プランニング技能士は独学で勉強しました。基本的には過去問題集を中心にして、テキストを参考にする勉強法ですが、人によって合う合わないがあると思いますので参考意見の一つとしてみてください。看護師の資格取得は受験資格が決まっていますので、確認してみてください。
宅建資格を取得するための勉強の手段としては、学校に通う、通信講座を受講する、参考書を買って独学する等ですが、6ヶ月で300時間程度の勉強が標準的なようです。独学の場合は、過去問題集を中心とした勉強計画を立てていくのが効果的です。問題と解答が同じページにある形式か、解答が別冊になっていて、問題と同時に見ることができるものを選んで、問題と正解および不正解の解説を読み尽くしてポイントを押さえていきます。そこで分かりにくいことや用語などはテキストで確認するようにして勉強を進めていきます。
MORE看護師資格の国家試験を受験するためには、高校卒業後、指定された看護専門学校や短期大学、大学などで決められた科目を履修しなければ受験資格を得られません。他の資格のように一般の人が独学で試験を受けることができません。人の命に関わる資格なので、当然と言えば当然なのですが、それだけに学校の勉強も実習も難しく日頃から予習復習が必要になります。それに加えて国家試験の勉強を乗り切るためには、体力と気力が求められます。早朝の通学前や放課後の時間を決めて計画的に試験勉強を進めることが必要です。
MORE行政書士は官公庁に提出する書類の作成やそれに関する相談を受けて依頼人に代わって手続きを進めたりする仕事ですので、法令の知識が必須となります。試験の内容も全体の8割が法令に関する問題なので、そこをメインに勉強していくことになります。勉強方法としては、テキストを読み込む方法もありますが、過去問題集を中心に進めていくのも一つの方法です。直近10年程度の過去問題に対して、解答が正しい理由と不正解が間違っている理由を実践的に理解していくことによって、試験の全体像をつかんでいきます。
MOREファイナンシャルプランナーはファイナンシャル・プランニング技能士1~3級の国家資格保有者で、顧客の資産状況や家族構成などの情報から将来の資産形成や資金計画のアドバイスをする職種です。主に金融機関の社員が取得していますが、一般の人の資格取得者も多いです。3級の受験をする場合はテキストと過去問題集を中心に60時間程度の勉強が標準と言われています。金融関係の専門用語から勉強をする人はもう少し時間がかかりますが、他の資格より短期間の勉強で受験可能です。
MORE資格試験の日が決まっていて、それに向かって毎日勉強に取り組んで行くことになりますが、休みなく続けていこうとすると、どこかで緊張の糸が切れて挫折してしまうこともあります。そうならないために、試験日から逆算して、勉強の計画を作っていきましょう。その計画の中には息抜きとなる休養日も明確に設定しましょう。MORE
勉強の仕方は人それぞれですが、お勧めしない勉強法があります。それはテキストを読みながら、その要約をノートに記述して覚えるやり方です。テキストのまとめをノートに記述するのには時間がかかりますし、その作業の疲労感で勉強を十分にした気持ちになってしまうからです。実際には、ノートに書き写した内容は記憶されていないことが多く、時間のわりには報われない作業なのです。MORE
どんな資格試験にも合格の基準があります。その基準は満点に対して○○%以上の得点と言った形で示されています。試験勉強する側もその基準をしっかり把握して、自分が何点とればいいのかという目標得点を決めて、勉強を進める必要があります。満点を取らなくても合格基準をクリアできれば合格ですから、バランス良く科目ごとの目標を決めておきます。MORE