資格試験の勉強をする場所の選定も意外と重要です。仕事のある日は通勤の移動時間や昼休み休憩の時間など、短い時間を利用して簡単なチェックなどは場所を選ばずに勉強することも可能ですが、休日などにある程度まとまった時間の中で勉強する場合は場所の選び方に注意が必要になります。
家族持ちが自宅で勉強する場合は自分の部屋でというのが基本ですが、自分の部屋がない場合は居間などで勉強することになります。でも、居間では気が散って勉強に集中できないですね。独身が自宅で勉強する場合では、周りに人がいないので集中してできると思いますが、テレビやパソコンが近くにあるとその誘惑に負けてしまうこともあります。自宅での勉強は、集中力と強い意志が必要になります。
どうしても自宅では気が散ってしまう、あるいは周りにある誘惑に負けてしまうといった場合は自宅外に勉強場所を確保しましょう。自宅以外の代表的な場所は図書館、ファミリーレストランで、ちょっと変わったところではインターネットカフェ、カラオケです。
図書館では、併設されている自習室や閲覧室で勉強することが可能です。参考にしたい書籍を借りることもできるので便利です。但し、自宅以外か勤務先の近くにないと、図書館まで行くのが億劫になるかもしれません。
ファミリーレストランは本来食事やお茶を楽しむところなので、勉強目的で行っても軽食や飲み物をオーダーする必要があります。図書館と違って周りの人は食事をしたり談笑したりしていますので、それなりの雑音はあります。でも、高校生をはじめとしてファミリーレストランで勉強をしている人は多いです。たぶん、自分と関係のない談笑や生活音は集中の妨げとならないのでしょうね。但し、ランチタイムなどは自習禁止のファミリーレストランもありますので注意が必要です。
インターネットカフェとカラオケは、一般的には娯楽の場所ですが、どちらも個室が完備されていますので周りから音楽や生活音が聞こえてきますが、十分に勉強に集中することができます。但し、時間あたりで使用料がかかります。特に週末の夕方以降は高くなりますし、混んでいますので、曜日を選んで利用しましょう。
勉強をする際に静かな環境のほうが集中できる人と生活音程度の雑音があるほうが集中できる人がいます。ある実験によると多少生活音があるほうが集中しやすいという結果が出ているそうです。私自身も静まりかえった図書館よりもファミレスやカラオケのほうが勉強が捗るという実績がありますので、そちらを利用する頻度が高いです。最近では一人カラオケも認知されてきましたので、カラオケをする体で勉強をすることが多くなりました。
資格試験の日が決まっていて、それに向かって毎日勉強に取り組んで行くことになりますが、休みなく続けていこうとすると、どこかで緊張の糸が切れて挫折してしまうこともあります。そうならないために、試験日から逆算して、勉強の計画を作っていきましょう。その計画の中には息抜きとなる休養日も明確に設定しましょう。MORE
勉強の仕方は人それぞれですが、お勧めしない勉強法があります。それはテキストを読みながら、その要約をノートに記述して覚えるやり方です。テキストのまとめをノートに記述するのには時間がかかりますし、その作業の疲労感で勉強を十分にした気持ちになってしまうからです。実際には、ノートに書き写した内容は記憶されていないことが多く、時間のわりには報われない作業なのです。MORE
どんな資格試験にも合格の基準があります。その基準は満点に対して○○%以上の得点と言った形で示されています。試験勉強する側もその基準をしっかり把握して、自分が何点とればいいのかという目標得点を決めて、勉強を進める必要があります。満点を取らなくても合格基準をクリアできれば合格ですから、バランス良く科目ごとの目標を決めておきます。MORE