資格試験の勉強を始めるときに重要なのは、しっかりとスケジュールを立てることです。効率よく進めていくためにはただ闇雲に勉強するのではなく、受験日から逆算した上で、自分に合うスケジュールを立てる必要があります。
たとえ長時間勉強したとしても、受験日までに出題範囲のすべてを終わらせられなかったら合格するのは難しいですよね。出題範囲をまんべんなく勉強するためには、受験日から逆算して勉強のスケジュールを立てる必要があります。逆算することで、1日にどの程度勉強すればいいのかという目安がわかって、より具体的なスケジュールを立てられるようになるのです。そして、具体的なスケジュールを立てた方が勉強もはかどります。 もし受験日までに勉強時間を十分に確保できそうにない時期がある場合は、早めに勉強をスタートするようにしましょう。
スケジュールは、年間→月間→週間→一日の順で立てるのが効果的です。まずは年間のおおまかな計画を立てて、少しずつ具体的な内容にしていきましょう。たとえば、月間計画では「この1ヶ月でこの問題集を終わらせる」、週間計画では「問題集の何ページまで解く」というように決めます。 一日の計画を立てるときは注意が必要です。週間計画の内容を単純に7等分にしてしまうと、予定通りに進まないこともあります。苦手な問題や難しい問題が続いたり、その逆ですぐに解ける問題があったりするからです。一日の計画は、問題集を見てどれくらいの時間がかかりそうか考えてから決めましょう。 一週間の途中で達成できそうにないと感じたら、月間計画から立て直すことも必要になるかもしれません。計画の達成度を意識することも大事なので、少し頑張ればクリアできそうというときは、ペースを上げるといったことも試してみるといいでしょう。但し、ペースを上げるときは、無理のない範囲で行うようにしてくださいね。
スケジュールを立てる段階でしてしまいがちなのが、詰め込み過ぎることです。私自身、最初はやる気に満ちているので、これくらいできるだろうと少し無理のある計画を立ててしまった経験があります。気持ちに余裕が持てなくなると、資格を取ることすら断念してしまいかねないので、適切なスケジュールを立てることが重要です。 1週間に1日は休むということでもいいですし、目標を達成できなかったときのために予備日を設けるのもいいでしょう。思うように進まなくなったときには無理をせず、休みを入れたり勉強の量を減らしたりするのも1つの方法です。計画どおりに進めることで達成感を得られることもありますが、勉強することが負担になり過ぎないように、その都度計画を見直していくといいかもしれません。
資格試験の日が決まっていて、それに向かって毎日勉強に取り組んで行くことになりますが、休みなく続けていこうとすると、どこかで緊張の糸が切れて挫折してしまうこともあります。そうならないために、試験日から逆算して、勉強の計画を作っていきましょう。その計画の中には息抜きとなる休養日も明確に設定しましょう。MORE
勉強の仕方は人それぞれですが、お勧めしない勉強法があります。それはテキストを読みながら、その要約をノートに記述して覚えるやり方です。テキストのまとめをノートに記述するのには時間がかかりますし、その作業の疲労感で勉強を十分にした気持ちになってしまうからです。実際には、ノートに書き写した内容は記憶されていないことが多く、時間のわりには報われない作業なのです。MORE
どんな資格試験にも合格の基準があります。その基準は満点に対して○○%以上の得点と言った形で示されています。試験勉強する側もその基準をしっかり把握して、自分が何点とればいいのかという目標得点を決めて、勉強を進める必要があります。満点を取らなくても合格基準をクリアできれば合格ですから、バランス良く科目ごとの目標を決めておきます。MORE